国内需要の減少や、大企業の生産拠点などの海外移転の影響を受け、親企業が下請け中小企業に発注する仕事量は年々減少しています。
さらに、中小企業庁の調査により、7割近くの親企業が下請け企業に対する支援を特に行っていないとが明らかになっています。
その様な状況の中、今なお特定の企業への取引依存度が50%を超える下請け中小企業は全体の4割近くも存在するのです。
今後、中小企業が生き残るためには、経営者は会社の舵をどう切ればいいのか?
今回は、ある部品製造加工会社からの相談をもとに、中小企業の「下請け型ビジネスモデル」のあり方について考えてみます。