自社のビジネスが、導入期から成長期、成熟期を経て衰退期に至る成長曲線のどの辺りあるのを把握しておくことは大切です。食品に賞味期限があるように、ビジネスにも賞味期限は存在するのです。それは、商品やサービスであったり、時にはビジネスモデルそのものの場合もあるのですが、なかには極端に短い期間でピークを迎えてしまうこともあります。
経営者は、これらの流れを予測しながら新たな商品・サービスを市場に投入しなければなりませんが、そこには、今まで蓄積した経営資源を最大限に活かすための“ズラシの発想”が必要となります。